目次
コンフォートゾーンとは?
コンフォートゾーンとは、心地良い領域という意味です。
日々の生活の中で変化のない空間、物事、家や職場、学校も長年同じ場所にいればそれはコンフォートゾーンと言えます。
逆にコンフォートゾーンではないとは何か?
それは意外と身近にあるものです。行ったことのないお店に行ってみる。食べたことのない物を食べてみる。こんな事をする時に抵抗感を感じたりした事はありませんか? この普段とは違った行動をとる時に、人はコンフォートゾーンから抜け出し、その外側のラーニングゾーン入ります。 このラーニングゾーンに入る力こそ現代の子ども達に必要な力なのです。
更にラーニングゾーンの外側にはパニックゾーンがあり、変化を求めすぎるとパニックゾーンにうっかり入ってしまう可能性もあり危険です。
しかし、ラーニングゾーンに入る事が出来れば子ども達の視野も広がり、沢山の成長をもたらせてくれます。
実際にどうした良いの?
コンフォートゾーンから出るために出来る事は、難しい事ではありません。
例えばこんな事をしてみて下さい。
- 行ったことのないお店にいってみる
- 食べたことのない物(新商品など)に挑戦してみる
- 会ったことのない人に会ってみる
- 行ったことのない場所に行ってみる
- 読んだことのない本を読んでみる
どれも無理なく出来そうなことですよね?
難しい事に急に挑戦する必要はありません。ただ、日々の生活の中で親御さんがコンフォートゾーンから自然に抜ける行動を取ることが重要なのです。そんなご両親の背中を見て育った子は、自然とコンフォートゾーンから抜け出して挑戦する力が付くでしょう。
注意した方がよい点
コンフォートゾーンから出るために出来る事はそれほど大変ではありません。
しかし注意する点があります。
それは人と比べない事です。コンフォートゾーンの大きさは人それぞれ。コンフォートゾーンが大きくてなかなか抜け出せない子もいるでしょう。そんな時、周りの子は出来るのに!などと言ってプレッシャーを与えたりしない様にしましょう。
特に子ども達はまだ小さいので、コンフォートゾーンから出た時、失敗する事のが多いと思います。そんな時は結果はどうであれ、挑戦した事を沢山褒めてあげて下さい。この様な事の積み重ねで子供たちはコンフォートゾーンから出る練習をしていく事が出来ます。
大事なのは、お子さんに無理にさせるのではなく親御さんが挑戦する背中を見せていく事です。
無理に挑戦させてしまうとパニックゾーンに入り、一気にやる気と自信を失ってしまう危険性があります。新しい事に親子で楽しく挑戦してみて下さい。
最後に
人間は変化を嫌う生き物です。それは原始時代からの進化の過程ともいえます。
狩猟をしていたその昔は変化を求めれば、命の危険にさらされる可能性もありました。しかし、現代社会では逆に変化を求められます。
日々進化していく科学や流行りに対応出来なければならないのです。
ラーニングゾーンにずっといれば、いずれそこもコンフォートゾーンになります。こんな日々の繰り返しから子ども達の視野・体験を広げる事が出来るのです。
ぜひ挑戦してみて下さい。
新しい事に挑戦してみませんか?
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