うちの子は小食だなぁ。お友達の子はあんなによく食べるのに、ちゃんと成長するか不安だ。
なんて、思ったことがある方もいるのではないのでしょうか。
近年、子どもの肥満が問題視されていますがその反面、小食で心配だ。という声も一定数聞かれます。
子どもの小食、どうすればよいのでしょう。
目次
子どもの小食は、ほとんどの場合問題ない
子どもの小食はほとんどの場合、心配することはありません。
極端にやせ細っている場合や、家族トラブルによって食事が出来ない場合を除き、外見的に体が順調に成長しているのなら栄養は足りています。
小食の原因のほとんどは、「間食」にあり
お菓子は少量で高カロリーです。そのため、少量のお菓子で栄養が足りてしまい、ご飯の時間にお腹が空かないのです。
子どもは大人と違い、本能的に行動します。自分の体に十分に栄養が足りていると本能で感じているからこそ、お腹が空かないのです。
お菓子だけでなく、沢山の砂糖の入ったジュースも少量で栄養になってしまうので注意が必要です。
お菓子やジュースなどの間食の問題点
小さな子ども達は大人のように、一度に沢山の食事をすることはできません。なので、おやつは子ども達にとって重要であり、美味しいお菓子は楽しみの一つでもあるので食べてはいけない!とは言えません。
気を付けなければならないのは、その【量】です。
例えばこんな事に注意してみましょう
- お菓子が多いかな?と思ったら甘いジュースは控えて水やお茶にする。
- あまり体を動かしてい日は、おやつの量をへらす。
- 干し芋や昆布など、砂糖を使用していない昔ながらのおやつにしてみる。
おやつが生みだす、食の悪循環
お菓子は少量で高カロリー、更に味の濃いものがほとんどです。
小さな子どもにとって、この濃いになれてしまうのは良いこととは言えません。
お菓子の味に慣れてしまうと、普段の食事の味付けに物足りなさを感じるかも知れません。
普段の食事の味付けが物足りないと、薄い味付けのものを食べなくなったり、好き嫌いによって偏食になったりする危険性もあります。
この様な悪循環をうまないためにも食事が楽しくなる工夫をしましょう!
食事が楽しくなる工夫
- 沢山体を動かして、お腹を空かせましょう
- 子どもの好きなものを中心としたおかず作り
- 料理を手伝ってもらったり、家庭菜園などをしてみる
他にも、食べ物に感謝する気持ちを育てる事も、食事に関して興味を持ってくれるきっかけになるかもしれません。詳しくはコチラ↓
食べ物に感謝する気持ちの育て方~食育~
食べ物に感謝する。これは当たり前の事ですが、子ども達にどの様にして伝えたら良いのでしょうか。伝え方のポイントをご紹介します。
続きを見る
適度な運動も、食事をする上で重要です。幼児期にお勧めしたい運動や体を動かすことの大切さは、コチラ↓
子どもの運動の大事さ。~ゴールデンエイジについて~
子どもの運動はなぜ大事なのかについて分かりやすく解説しています。
ゴールデンエイジって何の事?おススメの運動なども紹介!続きを見る
まとめ
- お菓子やジュースは味の濃いものや、少量で高カロリーのものが多いので注意する必要がある
- 適度な運動をすると良い
- 食事が楽しくなる工夫を!
小食は、体が順調に成長しているのであればそんなに大きな問題ではありません。
しかし、偏った食事、食事が楽しくないなどの問題を生むこともあります。
「つ」がつくまでが一生を決める(9つまで)と言われています。
子ども達の未来の食生活・健康維持の為、私たち大人が出来る事をしていきましょう。